令和6年2月4日(日)宇城市小川総合文化センター ラポートにて、地域スポーツを支える指導者や行政の方々に対する研修会を開催しました。
本事業は今年度で8年目の実施であり、県教育委員会からの委託事業として県スポーツ協会が実施しています。
昨年度までの3年間はコロナ禍のため、オンラインでの開催でしたが、今回は集合での開催をさせていただきました。
研修会では、まず熊本県教育庁市町村教育局人権同和教育課の緒方指導主事からスポーツ活動時の人権について情報提供があり、引き続き、
地域スポーツクラブ活動アドバイザー(新潟県長岡市教育委員会 学校教育課 部活動地域移行室 総括副主幹)の石川氏に
「中学校部活動の地域移行に係る概要と求められる人材・指導者像」と題して御講演いただきました。
現在スポーツ庁にて全国から6名の地域スポーツクラブ活動アドバイザーが任命されており、その中のおひとりである石川氏から、主に新潟県長岡市の事例を交え、
子どもたちのスポーツ環境を整備するための行政での取り組みについて御教示いただき、今後地域スポーツを推進するうえで必要な手立てについて御示唆いただきました。
次に、明治大学経済学部の高峰専任教授から「スポーツ指導者のハラスメント根絶のために」と題して講話をいただきました。
スポーツ指導者によるハラスメントについて、その要因等を挙げながら説明をいただき、更にケーススタディーを入れての研修であったため、
参加者が主体的に考えることができました。
当日は、県内各地から90名の参加があり、参加者からは「参加してよかった」という声がありました。
今後も引き続き、地域スポーツを支える人材の育成と養成を目的とした研修を行い、地域スポーツの環境整備に向けた取組を行っていきます。
▲ 石川氏 | ▲ 高峰氏 |
▲ 参加者の様子 |