熊本県スポーツ協会

スポーツ少年団

スポーツ少年団とは?

(1)団体名

公益財団法人熊本県スポーツ協会 熊本県スポーツ少年団

(2)設立年、設立の背景、設立の目的(定款)

設立年
日本本部:昭和37年6月23日、熊本県本部:昭和38年6月23日
設立の背景
 昭和37年6月23日「オリンピックデー」に、日本体育協会の創設50周年記念事業として、「日本スポーツ少年団」が創設された。
そして、翌38年には各都道府県にスポーツ少年団本部を設置し、組織の拡充が図られた。
設立の目的
 日本体育協会が、「一人でも多くの青少年にスポーツの歓びを与え、スポーツを通じて青少年の心と体を育てる組織を地域社会の中に」という願いを込め、「スポーツによる青少年の健全育成」を理念に創設した社会教育(体育)の全国組織である。

(3)団体の現状

組織の状況
 日本スポーツ少年団は、日本国内のアマチュアスポーツを統括する公益財団法人日本体育協会が、約50年前の1962(昭和37)年に、青少年の社会体育(教育)の一端を担う公的なスポーツ団体として創設した、スポーツによる社会教育を行う国内最大の公的な青少年組織である。
 現在では、各市町村にある教育委員会や体育協会に設置されているスポーツ少年団に、単位スポーツ少年団(チーム)が登録手続きを行い、全都道府県体育協会にスポーツ少年団が組織されている。
 また、社会体育の受け皿として全国的に活躍している。
活動の概要
 「スポーツによる青少年の健全育成」を合言葉に、チーム独自の自主的な活動をはじめ、上部組織(日本・都道府県・市町村の各スポーツ少年団)が、各種スポーツ大会や国内・国際交流事業、リーダー養成、指導者育成を実施。。
スポーツ少年団に加入するメリット
 スポーツ少年団への加入は、チームが、公共性のある社会体育活動を行う団体として、地域に認められたことを意味する。
 加入対象は小学生だけでなく、中学生、高校生、大学生等も加入でき、全ての年齢層で活動ができる。
 小学生・中学生の団員はジュニアリーダー、高校生以上の団員はシニアリーダーとして、チームや地域のリーダー資質の養成を実施。(養成スクールの開催やリーダー会活動を実施)
 スポーツ少年団は創設して50年以上の歴史があり、ジュニアスポーツに関して、積み重ねてきた情報や最新情報の提供を行っている。(また、月1回の情報誌を発刊し、登録単位団には無料で配布。)  指導者資格の養成講習会において、正しい知識を講習するため、安全な活動がのぞめる。
 所属市町村によっては、施設使用時に減免の対象となる。
学校部活動の社会体育移行に関して
 県内では今後、小学校部活動は社会体育に移行し、中学・高校部活動は社会体育との連携がなされるが、スポーツ少年団はどの段階(小中高校生、大学生)でも登録ができる。
 学校部活動が、そのままの登録ができる。(児童・生徒が団員として、教員や外部指導者・保護者が指導者として登録。)(学校単位や各チーム単位で登録することが可能である。また、種目も複数でも単一でも登録可能である。)
 学校単位では人数不足により廃部になってしまうこともあるが、地域で活動することで、部員も増え、子どもがしたいスポーツができる。
 学校の先生たちが地域に帰る(地域スポーツに関わる)ことで、自分の専門のスポーツや教えたいチームに携わることができる。また、学校の先生が入ることにより、教育的配慮のもと子どもが安心な活動ができる。
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