2月2日日曜日菊陽町図書館ホールにて、地域スポーツ指導者の育成・養成、資質向上を目的とした研修会を開催いたしました。
本事業は今年度で４年目の実施であり、県教育委員会の委託事業として本会が主管となり実施しています。
研修会では、冒頭に、熊本県教育庁教育指導局人権同和教育課の益崎指導主事から人権に係る説明があり、スポーツ大会等での不適切発言や、指導者に対して「地域スポーツを通じて人権教育を推進していただきたい。」と述べられました。
なお、サッカー元日本代表 巻 誠一郎 氏から「人を育てる"指導者"とは」との演題で、御自身の経験を交え、指導者は「指導者自身も夢を持ち、子どもたちの夢を叶えるサポートをしてほしい。」とのお話をいただきました。
その後、「ジュニア期のスポーツ指導に期待されること～適切な指導を考える～」について、アイ・プラス株式会社 吉田繁敬 氏より御講話いただきました。吉田氏は心理学が専門であるため、心理的なアプローチからの指導者に必要なスキルに加え、愛知県で御自身も剣道のスポーツ少年団の指導者をされていることから、実体験などを基にしてわかりやすく解説いただきました。
当日は、県内各地から２２５名の参加があり、アンケートには「大変よかった。」「明日からの指導に活かします。」「子育てにも活かせるお話でした。」等の感想を多くの方からいただき、大変充実した研修会となりました。
次年度も引き続き研修を行い、指導者の資質向上に向けた取組を行っていきます。
 巻 誠一朗 氏 |
 吉田 繁敬 氏 |
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