2月3日(土)宇城市小川文化センターラポートにて、地域スポーツ指導者の育成・養成、資質向上を目的とした研修会を開催しました。
本事業は今年度で3年目であり、県教育委員会の委託事業として実施しています。
研修会では、冒頭に、熊本県教育庁教育指導局人権同和教育課の富田主幹から人権に係る説明があり、その後「指導者に求められる資質と役割」との演題で、日本スポーツ協会常務理事で、アメリカ代表の女子バレーボールオリンピアンのヨーコ ゼッターランド氏に御講演をいただきました。
ゼッターランド氏からは、「プレーヤーなくして指導なし」と述べられ、指導者は選手がパフォーマンスしやすい環境づくりをすることや、選手との信頼関係を築くことの重要性等、指導者としてあるべき姿や、指導者に求められる資質について、大変内容の濃いお話をしてくださいました。
午後からは、「発想の転換―効果的な心理的サポート―」と題し、熊本学園大学の橋本公雄氏による講話があり、子どもたちの成長を促すための心理的な面でのサポートについてご教示くださいました。
さらに、「子どものためのスポーツ栄養学」と題し、一般財団法人熊本県スポーツ振興事業団の山口かおり氏をお招きし、スポーツをするうえで必要な食事や具体的な献立について御紹介いただきました。
当日は、県内各地から300名を超える参加があり、大変充実した研修会となりました。
次年度も引き続き研修を行い、指導者の資質向上に向けた取組を行っていきます。
ヨーコ ゼッターランド氏 |
橋本公雄氏 |
山口かおり氏 |
参加者の様子 |
主催者挨拶 熊本県教育庁教育指導局体育保健課 課長 西村浩二氏 |