スポーツ振興くじ助成事業(toto)の創設支援事業受託団体(創設支援クラブ)に対し、クラブ創設のための情報提供や課題解決のため、説明会形式の担当者会議と、個別の事務局ヒアリングを実施しています。
6月に開催した「第1回創設支援クラブ担当者会議」では、創設支援クラブ2団体に対してtoto助成事業の説明や、クラブ創設へのステップについてアドバイザーが説明しました。今回の「第1回事務局ヒアリング」は、それぞれ個別に設立準備の状況、上半期のtoto助成金執行状況の確認等を含め、ヒアリングを行いました。次回は12月に「第2回事務局ヒアリング」を実施予定としています。
県内で活動している総合型クラブを訪問し、クラブ運営に関するヒアリングを行っています。その中で、クラブの経営状況を把握し、クラブマネジメントに関するノウハウ等の情報提供を行いました。
また、クラブのプログラムを実際見学や体験させていただき、参加されている会員や指導者等からの生の声を聞いたりしながら、情報収集を行っています。
これらの情報をもとに県内クラブの状況を整理し、今後の支援活動に活かしていきたいと思います。
平成25年8月22日に佐賀市の「メートプラザ佐賀」で開催されました。
本県からは北井和利熊本県総合型地域スポーツクラブ連絡協議会会長、松本健司熊本県体育協会総務部長、永田好文クラブアドバイザーが出席しました。
「九州ブロッククラブネットワークアクション2013」は、平成25年11月9日~10日の2日間、佐賀市で開催されます。子どもから高齢者まで誰もがいつでも参加できる総合型地域スポーツクラブの育成を全国的に推進していくため、創設支援団体関係者等を対象に、総合型クラブ設立準備に必要な情報や具体的な取組内容を提供し、総合型クラブ設立に向けた活動に資することや、先進クラブ関係者からの情報提供等により、クラブ関係者が抱える諸課題を明らかにし、問題解決の糸口を探るための情報の共有化とクラブ育成支援のためのネットワークの強化を図るとともに、ブロック内交流活動等を通じて、クラブ間の交流並びに各県総合型クラブ連絡協議会間の連携・協力体制をより一層促進することを目的としています。
実行委員会では、「テーマと趣旨」、研修内容、日程、役割分担について、主幹の福岡県の提案をもとに協議を行いました。その結果、テーマについては「総合型クラブでつなごう 未来への絆を」に決定しました。
内容につきましては、これまで創設支援団体と既成クラブを分けて1日ずつの研修でしたが、今年度は出席者全員が2日間通して研修することとし、一部創設団体と既成クラブのグループを分けるものの、内容を同じにし、創設支援団体が既成クラブに学ぶ場面を多く設定することになりました。
基調講演、クラブの自己診断、グループディスカッション等が内容に盛り込まれることとなり、中身の濃い研修会になりそうです。多くのクラブの参加をお願いします。
平成25年11月9日(土)~10日(日)、佐賀市の「メートプラザ佐賀」で開催されました。
本県からはクラブ創設支援2団体と自立支援10クラブが出席されました。
基調講演では「元気なクラブづくり」をテーマに、サガンドリームス代表取締役・竹原稔氏が、プロスポーツ運営の難しさ、プロスポーツが担う役割、人づくり・街づくり・夢づくりをするためにはリーダーの役割が重要であることなどについて話され、クラブの活性化や地域との連携に関する多くの示唆をいただきました。
演習では、「各クラブの現状を見直そう」をテーマに、クラブ毎にクラブ診断シートを使って、これまでのクラブ経営についての自己診断に取組みました。
翌日は前日記入したクラブ診断シートを使って、「理念を見つめ直そう」、「ニーズをつかんだ事業とは」、「財政の健康状態は」、「意思決定は誰が」、「事務局体制は」の5ブースの中から、一人が3ブースを選択して回り、活発に意見交換を行いました。
参加者それぞれが、九州各県から参加された方々との意見交換で得た自クラブが抱える課題解決のヒントを持ち帰り、今後のクラブ経営に活かしていただくことと思います。